周りで「ヤベーよ、ヤベーよ」と聞こえると、思わず耳を欹ててしまいます。
そして毎回がっかりする平助です。
ズボンのチャックが学校に着くまで全開でした。道理で涼しいわけだ。
ヤベーよ。
冷やし中華について追記。
まず、このネーミングに問題があると感じたのです。
冷やし、中華。
冷えた、中華。
冷たい、中華。
冷たい、中華料理。
おっと、こいつは大問題です。ここまでくると常識もへったくれもありません。うかつに中華料理屋なんぞに入れません。
「お、冷やし中華か。そろそろいい時期だよなあ。よし、冷やし中華一つください。
・・・・ってエビチリじゃん!? ってか冷たいなあオイ!!」
とこの後、あなたは決してクレームをつけてはいけません。あなたが目の前にしている冷たくなったエビチリは正に「冷やし中華」そのものなのです。湧き上がる思いを抑えきれずにクレームを言ってしまっては、厨房の奥で笑いをこらえている店主の思う壺です。それこそ大爆笑が聞こえてきます。
冷たい、ホイコーロー。 冷たい、マーボードーフ。 冷たい、ギョーザ。
どれもこれも「冷やし中華」に違いありません。そしてどれもこれもカタカナだと頭、悪そうです。
しかしこのまま泣き寝入りをしてしまっては、中華料理好きの嫁が黙ってくれません。さっきから鉄拳がクリンチに入りっぱなしなので、対策を考えることにします。
冷たい、中華。
冷たい、中華。
冷たい、中華蕎麦。
おっとイケネェ。 既出だこのヤロウ。 全国コンビニチェーンで大好評発売中だばかやろう。
気を取り直して。
冷たい、中華。
冷たい、中華。
冷たい、中華人間。
ん?
おお!!なかなかいい展開だ!!仮面ライダー風な香りがするのも、なお良い!!
というわけでご立腹な嫁をなだめるために、ここらで失礼。
明日は「中華人間」について深く考えてみようと思うのです。