「うまい某」のキャラクターが、邪悪なドラえもんにしか見えんのです。
昨日は、嫁の実家でシュウマイ作り。
人生初のシュウマイ作り。
おそらく幼稚園ぐらいの頃だっただろうか、祖母の家で餃子作りをしていた時、あまりの下手糞さに母がイライラしていたのを思い出した。
祖母は未だにその時の話を持ち出しては、笑いの種にしてくる。
未だに弟と父と俺の名前を混同しているくせに、餃子はバッチリ覚えているお婆様。
ぜひ、実用的なほうを覚えてください。
それともなんですか。
僕らの名前より、餃子のほうが刺激的でしょうか。
隣から嫁母の熱視線を感じながらのシュウマイ作り。
ふぅ、溶けちまいそうだぜ。
お母さん、大丈夫ですって。
突然奇声を上げながらタネを握りつぶして、スタンハンセンのモノマネをするような子じゃないですから。
しかしそこは、不器用さを隠し切れない素直な自分。
そんな自分が悔しくて、愛しくて。
「ヘタねぇ。」
はい、ごめんなさい。
自分、やっぱり不器用っす。
それでも必死に、生きてるんだよ。
不器用なりに、生きてるんだよ。
器用な人達を横目に見ながら、血の涙を流して頑張ってるんだよ。
うん、わかるよ。
自分がとっても不器用で、とてもじゃないけどシュウマイには見えない物体を作っていることぐらい、わかってるよ。
けどね。
不器用だから、下手糞だから、手際悪いから、だから、こんなに愛を込めて、指プルっプルさせながら頑張っているんじゃないか。
今の僕みたいな瞬間が、きっとあなたにもあったはずなんだ。
思い出してみてくださいよ。あの日、初めてシュウm
「あら、シュウマイっぽくなってきたじゃない。」
あざーす!!!!!!!!!!!!!
それもこれも、お母様のご指導が素晴らしいからでございます!!!!!!!!
お母さん、向こうにある、ひき肉をでん粉で包んだ物体は、僕が食べます。
ご要望であれば、鼻からでも今日はイケそうです。
気が付けば、ここまでお母さんと接近したのは初めて。
初体験がここまで素敵だと、気分がいいもんだ。
お父さんと一言も会話してないけど。
あれれれ?
追伸:
失敗したシュウマイが、エイリアンの卵に見えたのです。